こんにちは!
dearPU(でぃあぷ)先生です。
皆さんは日々勉強を進められていますか?
毎日の勉強時間を記録して「今日は〇〇を何時間頑張った!」「土日で計何時間勉強した」などいかに勉強時間を長く取るかを努力されている方は多いと思います。
長い受験生活において、どれだけ長い時間勉強したかは結果に大きく関わるため大変重要です。
その一方で、どれだけ集中して勉強できたかも結果に大きく関わる重要な指標です。
勉強成果 = 勉強時間 ✕ 集中力
です。勉強時間を確保できるようになったら次は勉強の質を高めるため、集中力を高める方法を模索しましょう。
とは言ってもなかなか集中力が続かないことも多いと思います。
そこで今回の記事では集中力できないときの対処法についてまとめたいと思います。
集中できないときの対処法
時間を計って短期集中
もっとも一般的な集中法として、時間を計って短時間で集中して勉強する方法があります。
みなさんの中にもテストの時などは普段より集中できるといった経験がある方もいらっしゃると思います。
「限られた時間の中でここまで解く」といった目標を明確にして勉強することで、同じ時間でもより集中して多くの問題に取り組むことができます。
集中できる環境は整っているのにいまいち勉強が捗らないという方はぜひこの方法を試してみてください。
時間を計る機械はスマホではなくストップウォッチがおすすめです。
なぜかというとスマホは他に機能がたくさんあるため、つい別のことに使ってしまいがちだからです。
そのため、シンプルな時計機能だけを持ったストップウォッチや時計を使うのがおすすめです。
次に設定する時間ですが、問題に対して「頑張ればぎりぎり解ききれる時間+見直しの時間」で設定しましょう。
「頑張ればぎりぎり解ききれる時間」は初めはわからないと思いますが、何度もトライアンドエラーを繰り返して慣れていきましょう。
問題集などに目安の取り組み時間が載っていればそれを参考にしましょう。
最終的には、試験時間内で試験の問題数を解くことができるように徐々に時間を短くしていきましょう。
また、「見直しの時間」を設けることは大変重要です。
普段から問題を解ききったら残った時間で見直しをする癖をつけておきましょう。
これにより、ケアレスミスなどによる失点を防ぐことができます。
場所を変えて集中
「どうしても集中できない」「集中できるが長続きしない」と言った方は思い切って勉強場所を変えてみるのもおすすめです。
まずは家で勉強に集中できるか試してみましょう。
なぜ初めに家で勉強するかというと、家が最も長く勉強時間を確保できる場所だからです。
いくら受験に打ち込むと言ってもご飯やお風呂の時間が無くなるわけではありません。
それらの時間も確保しながらできるだけ長く勉強時間を確保しようとすると、どうしても家で勉強する必要が出てきます。
そのため、家で勉強に集中できる環境を整えましょう。
家でなかなか集中できないという方は、学校や塾で勉強に集中できるか試してみましょう。
理由は既に述べたとおりで、学校や塾は家の次に勉強時間を長く確保できる場所だからです。
そして、それでもなかなか集中できないという方は図書館やカフェなどの飲食店など公共の場所も試してみましょう。
ちなみに先生は同じ場所で集中力を維持することに限界がありました。
また、家で集中力を維持し続けるのも苦手でした。
受験生の間試行錯誤した結果、一日の間でいくつか場所を移動して勉強するというのが最も集中できるということに気が付きました。
もちろんその分移動時間を取られてしまうのですが、それ以上に集中力が続くことによる恩恵が大きかったです。
例を挙げますと、1日休みの日は朝家で数時間勉強し、塾に移動して授業を挟みながら夜まで勉強し、近くの喫茶店に移動して閉店時間まで勉強し、最後家に帰って寝る時間まで勉強しました。
そうすることで長い休みの日も集中力を保ち続けることができました。
みなさんも、早い内にいろいろな場所での勉強を試し、自分に合った場所を見つけてくださいね。
休憩を挟んで集中
高い集中力を保ち続けるためには、適宜休憩を挟むことも大切です。
休憩の仕方としておすすめなのは仮眠、その次に軽い運動です。
仮眠では目をつむることで視覚をシャットアウトし効率的に脳を休めることができます。
また、軽い運動では凝り固まった身体をほぐすことで疲れをとり、より集中力を高めることができます。
次におすすめなのが軽食を摂ることです。
脳の活動では体内にあるブドウ糖を大量に消費します。
脳にとって重要なエネルギーであるブドウ糖を効率良く摂れるのが砂糖です。
頭を使って疲れたなと感じた時は砂糖を摂取して脳に栄養を補給しましょう。
また、コーヒーなどを飲んで適度にカフェインを摂取することもおすすめです。
カフェインには覚醒作用やリラックスの作用があるため、眠気が強いときなどに上手く取り入れましょう。
休憩時間の活用法について、詳細は以下の記事にまとめています。
聴覚を遮断して集中
恐らく多くの人にとって無音が最も集中できます。
中には無音だと集中しにくいという方もいらっしゃいますが、試験本番は基本的に無音です。
そのため、早いうちから無音環境で集中できるように慣れておく必要があります。
家以外での勉強では周囲の雑音を無くすのが難しい時があります。
そんな時は耳栓やイヤホンをして聴覚を遮断することで集中力を高めましょう。
曲を聞く場合はクラシックや作業用BGMなど歌詞のない曲がおすすめです。
歌詞があるとその歌詞が頭の中をぐるぐる回ったり、思わぬところで集中の邪魔をする可能性があります。
特にイヤホンをして何かを聴く場合、英語のリスニング問題に取り組むのもおすすめです。
雑音をシャットアウトするだけでなく聴覚を活用して勉強ができるので一石二鳥です。
机の周りを片付けて集中
机の周りが散らかっていると、なかなか目の前の勉強に集中できません。
そのため、散らかっているなと感じたら集中力が切れたタイミングで片付けるようにしましょう。
この時、勉強中に視界に入る部分すべてを片付けることが望ましいです。
視界に余分なものが入らないようにすることで集中力を飛躍的に高めることができます。
特に集中力を乱す要因であるスマホは机の引き出しにしまう癖をつけるなど、なんとかして視界から除外しましょう。
友達と協力して集中
以前の記事でもご紹介しましたが、受験の間お互いを高め合える友人がいるかどうかはとても重要です。
長い受験生活の間、一人で自分のペースを守り集中し続けるのは至難の業です。
そこで、学校や塾で自分と同じ様に大学受験を頑張る人を見つけ、一緒に勉強することをおすすめします。
一人だと集中力が続かなかったり甘えが出てきたりしますが、横で同じ様に頑張っている人がいると自然と頑張ろうと思えるはずです。
一緒に頑張れる友人は待っていてもなかなか現れませんが、自分から率先して周りとの関わりを持つことで現れる可能性がぐんと上がります。
受験勉強を始めたら、「自分は〇〇大学に行きたいと思っている」「受験生の内に成績をこれだけ上げる」と進んで発信し、同じような志を持つ人との関わりを大切にしましょう。
集中できないときの対処法まとめ
今回の記事では集中力できないときの対処法についてまとめました。
主な対処法は以下の通りです。
- 時間を計って短期集中
- 場所を変えて集中
- 休憩を挟んで集中
- 聴覚を遮断して集中
- 机の周りを片付けて集中
- 友達と協力して集中
この記事を読んで少しでも集中力を高めていただければ幸いです!
今回の記事は以上です。
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