【受験】効率の良い勉強法(準備編)【全教科共通】

こんにちは!

dearPU(でぃあぷ)先生です。

皆さんは日々の勉強の中で効率化を図れていますか?

どうせ同じ時間勉強するのであれば、より効率よく成績を挙げられる方法で勉強したいですよね。

私は受験勉強を始めるのが遅く、また当時の自分の偏差値よりもかなり高い偏差値の大学を目指したため、短期間で大幅に成績を向上させる必要がありました。

半年間、私なりに試行錯誤した結果、偏差値を50台から70台まで上げることができ志望校に合格することができました。

今回の記事では当時の私のように短期間で大きく成績を伸ばしたい方々に向けて、私が受験生の間に実践した効率の良い勉強法をご紹介したいと思います。

目次

効率良く勉強をするための意識

効率の良い勉強法について考えるに当たり、必ず意識しておいてほしいことがあります。

それは、「成績(偏差値)を上げるためには何が必要か」ということです。

多くの場合、成績を上げるというのはテストで以前より高い点を取れるようになることを指します。それでは、どうすればより高い点を取れるようになるでしょうか?

答えは簡単で、「以前解けなかった問題を解けるようにする」ことです。

言い換えると、成績を伸ばすためには「『分からない』を『分かる』にすること」が最も重要です。

効率よく勉強するための意識については以前の記事でもまとめていますので、よろしければご参照ください。

https://study-strategy.jp/knowledge/consciousness/28/

効率の良い勉強法(準備編)

効率よく勉強するためには以下のポイントを抑えておく必要があります。

  • 最終的な「目標」を確認する
  • 「目標」を細分化し短期の目標を決める
  • 逆算して計画を立てる
  • 勉強時間を確保する
  • 集中できる環境を整える
  • モチベーションを保つ

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

最終的な「目標」を確認する

まずは最終的な目標を確認しましょう。

受験勉強であれば「〇〇大学に合格する」などが最終的な目標になると思います。

もちろん「大学に入って教員免許を取る」「グローバルに活躍できる人になる」など、より先の目標を持つことはとても大切です。

ただ、ここでは受験のことをメインで考え大学(もしくは高校、中学)に入ることを目標とします

また、受験についてまだ考えられない方は定期テストなどの点数を目標にするのも良いですが、先生としては早めに受験を意識して目標を持っておくことをおすすめします。

「目標」を細分化し短期の目標を決める

最終的な目標は決まりましたか?

最終的な目標が決まれば、その目標を達成するために必要な事を考え、より短期的な目標に落とし込んでいきます。

最終目標が「〇〇大学に合格する」であれば、そのためには「〇〇大学の入試で〇〇点以上獲得する」ことが必要となります。(具体的に何点以上で合格するかはわからないため、おおよそで結構です。)

そして、現状の点数と比較して何点アップさせないといけないのかを考え、その点数アップのためにはどの範囲の問題を出来るようになる必要があるのか考えます。

例えば英語の試験であれば、単語で失点しているのか文法なのか長文読解なのか、自分が最も点を落としてしまっているところを見つけ、そこを克服することを目標とします。つまり、「一ヶ月後の模試までに過去問の単語問題20点中15点とれるようにする」「次回の模試の長文読解で7割の点を取る」などです。

このとき、具体的な数値と期限を目標に組み込むことが大切です。

もしまだ過去問を解いていない(現状の点数がわからない)ようであれば、できるだけ早い段階で解いておくことをおすすめします。

「まだ解くほどの実力がない…」と後回しにされる方も多いですが、過去問を解いて自分の実力がどれだけ足りていないかを把握することは、受験勉強を始める第一歩になります。

逆算して計画を立てる

上記のように目標を細分化できたら、その目標を達成するためにどのようなスケジュールで進めるかを逆算します。

入試の日程からさかのぼり、いつまでに何を出来るようにするのか計画を立てましょう。

最終的に「今週中に何を出来るようにするか」「今日中に何を出来るようにするか」まで落とし込むことができたら、いよいよ受験勉強のスタートです。

勉強時間を確保する

いくら効率よく勉強をすると言っても、ある程度の勉強時間を確保しないと成績はなかなか上がりません。

上記のように「今日中に何を出来るようにするか」を決められたら、そのために必要な時間を確保します。

時間を確保するためにも、1日の活動記録をつけることをおすすめします。

そうすると無駄な時間が見えてきて、その時間を削り、勉強時間に充てることができます。

集中して勉強できた時間を記録することで「今日は頑張れた!」「少し集中している時間が短かった」など反省して次に活かすことができます。

集中できる環境を整える

効率よく勉強をすすめるためには勉強に集中できる環境が必須です。

勉強成果 = 勉強時間 × 集中力 です。

早い段階から自分が最も集中できる環境を探し、その環境で勉強ができるように努力しましょう。家で集中できる人は家にいる時間をできるだけ確保し、外のほうが集中できる人は図書館や塾の自習室を利用するなどしましょう。

モチベーションを保つ

集中力を維持するためにも、モチベーションを保つことが必要です。

特に受験勉強は非常に長い時間での取り組みになりますので、いかにモチベーションを保ち続けられるかが重要です。

大学のパンフレットを見てやる気を出す、受かったらどんなことをしたいか考える、成果が出たら自分にご褒美を与えるなど、やる気の出し方は人それぞれだと思いますが、自分にあった方法でモチベーションを保ちましょう。

また、モチベーションを保つために気分転換の方法も確立しておくことをおすすめします!例えば先生は、どうしても気持ちが晴れないときはカラオケで30分歌ってから自習室に行って勉強していました。大声を出すと気分もスッキリして前向きに勉強に取り組めるようになるのでおすすめです。

モチベーションの保ち方について、以下の記事でまとめていますのでよろしければ参考にしてください!

https://study-strategy.jp/study-method/motivation/60/

まとめ

今回の記事では当時の私のように短期間で大きく成績を伸ばしたい方々に向けて、私が受験生の間に実践した効率の良い勉強法(準備編)をご紹介しました。

次回の記事では続いて、効率の良い勉強法(実践編)をご紹介したいと思いますので、そちらも合わせて読んでいただければと思います。

https://study-strategy.jp/study-method/practice/56/

より効率的な勉強法で成績アップを目指しましょう!

今回の記事は以上です。

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